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2014-05-19

ソース(記事原文):グローバル・ディスパッチ

MERSに対して活性を示す薬剤、クロロキンとクロルプロマジン

グローバル・ディスパッチ(2014年5月19日) ― ワシントンDC 印刷に先駆けてジャーナル「アンチマイクロバイアル・エージェンツ・アンド・ケモセラピー」 (Antimicrobial Agents and Chemotherapy)に発表された一連の研究論文が、中東呼吸器症候群(MERS)に対して効果的な治療法となりえる多くの既存の医薬品と開発中の化合物とを特定した。

最初の研究では、研究者らは、細胞培養したMERSコロナウイルス(MERS-CoV)及び重症急性呼吸器症候群におけるコロナウイルス(SARS-CoVの)に対する抗ウイルス活性を調査するため、FDA承認済み、または高度な臨床開発中のいずれかの状態である290の医薬品のライブラリーをスクリーニングした。研究者らは、抗がん剤や抗精神病薬を含む27の化合物が、両ウイルスに対して有効であることを見出した。

「承認済みの医薬品を新しい適応症に再活用することは、特定のウイルス酵素に対する膨大なライブラリースクリーニングという通常のパラダイムの、魅力的な代替となる」と、著者であるメリーランド大学医学部(University of Maryland Medical School)のマシュー・フリーマン(Matthew Frieman)は言う。「新製品の開発期間と製造要件を考えると、既存の薬剤を再活用することは、新たなウイルスによる大発生に備えて治療法を迅速に特定する最適な解決法である」

米国国立衛生研究所(the National Institutes of Health)、米国陸軍感染症医学研究所(the United States Army Medical Research Institute of Infectious Diseases)、マサチューセッツ州ケンブリッジのザリクス社(Zalicus Inc.)の研究者らも、本研究に関わった。原稿の写しをオンラインhttp://bit.ly/asmtip0514eで見つけることができる。

第二の研究では、欧州の抗ウイルス研究プログラムSILVER (www.silver-europe.com)に協力した研究者らが、細胞培養した抗MERS-CoVの活性を調査するため、348のFDA承認薬のライブラリーを同様の方法を使い、スクリーニングした。研究者らは、比較的低濃度でMERS-CoV、SARS-CoV、ヒトコロナウイルス229Eを阻害する4つの化合物を確定した。化合物のうちの2つ、つまり抗マラリア薬のクロロキンおよび抗精神病薬クロルプロマジンも、米国の研究で確認された。

「それらの薬剤の治療の可能性(単独または組み合わせ)は、動物モデルで評価されたままであるが、今回の知見は、MERS-CoVのような人獣共通のコロナウイルスに感染した患者の治療の出発点となる可能性がある」と、オランダのライデン大学医療センター(Leiden University Medical Center,)の論文連絡先の著者エリック・スニジャーズ(Eric Snijder)は言う。ベルギーのルーヴァン大学レガ医学研究所(the Rega Institute for Medical Research in Leuven)、ロッテルダムのエラスムス医療センター(Erasmus Medical Center )も、この研究に関わっていた。

原稿のコピーはオンラインで見つけることができる。 http://bit.ly/asmtip0514f。

3番目である最後の研究では、SARS-CoVの複製を阻害することを以前示した実験化合物が、MERS-CoVとマウス肝炎ウイルスという他の2つのコロナウイルスの複製を阻害しうることを見出している。

「この研究は、広域スペクトルの阻害剤を介して複数のコロナウイルスをターゲットにすることが可能であることを示している」と、論文連絡先の著者であるミズーリ大学ボンド生命科学総合研究センター(the Bond Life Sciences Center at the University of Missouri)のステファン・サラフィアノス(Stefan Sarafianos)は言う。「この化合物は、効果的な広域スペクトル抗コロナウイルス薬の開発のための糸口として役立つことができる」

メリーランド大学医学部、ペンシルバニア大学医学部(the University of Pennsylvania School of Medicine)の研究者らもこの研究に貢献した。原稿はオンラインで見つけることができる。 http://bit.ly/asmtip0514g。


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