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2010-04-02
ソース(記事原文):ヘモロイド・トリートメント
痔核を未治療のまま放置すべきではない
2010年4月2日
痔核は、肛門または直腸の静脈圧が上昇することにより生じる。慢性便秘や下痢が原因となり痔核を患う人が多いほか、妊娠に起因することもあるが、これは子供を身ごもっている間や、出産の際にかかる重圧によるものである。
私の叔母は、子供を出産する時ひどく恐れていた。叔母は結婚後、全ての家事を担うようになり、それには重いものを持ち上げたり、作付けやその他の農作業をしたりなど、本来は彼女がするべきではない仕事も含まれた。また、毎日トイレに行くのにも難儀していたし、便秘になりがちだった。
ある日、叔母は肛門管にひどい痛みを感じた。腫れと赤みがあることに気づいたが、そのままにしておいたという。その個所にはかゆみや、灼熱感、痛みが毎日あった。痔核の症状だとは思いもしなかったという。叔母は自分が食べた物にアレルギーがあっただけだと思った。
それから数ヶ月で一層悪化した。そんな中、一人目の子を妊娠した。ある早朝に、排尿のためにトイレに行き、便器の血液に気づき、流産したのかと思ったという。叔母はかなり不安になった。すぐに自分の部屋へ行き患部を拭いたところ、出血は止まったという。
叔母にはそれが痔核だとは知る由もなかった。鏡で調べてみて、自分が見たものに気を失いそうになったという。患部はひび割れて真っ赤、出血と腫れがあり、ゾッとしたという。日々、状態は悪化し彼女には対処しきれなくなった。夜は痛みで十分な睡眠をとることさえもできなかった。出産する1週間前に、肛門から何かが突き出ているのに気づいたという。それは腸のように見えた。
とても普段どおりには歩けなかったので、カメのように非常にゆっくり歩いたり動いたりしたという。隣人や友人のほか家族までもが不思議に思い、どうしたのか叔母に尋ねた。突然ひどく具合が悪いように見えた。叔母は恥ずかしくて誰にも言えなかったという。ただ、横たわることを望んだ。
最終的に子供を生む時は、ひどいものだった。分娩室にいる間は、彼女が力んだり、深く呼吸したりするたびに、痔核がゆっくり出てきて出血した。医師はあわてて帝王切開を行うことに決めた。彼女が力めば力むほど、痔核はさらに出て来るので、ほかに選択肢はなかった。叔母はそれが痔核であることさえも全く知らなかった。完全に意気消沈し、自分でどのような治療できるのかについての答えを模索していたという。
私が叔母の状況から学んだことは、どんな痛みであっても放置してはならないということである。自分自身のことに気をくばることが望ましく、特に健康に関することであれば尚更である。