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2014-03-24

ソース(記事原文):デイリーRxニュース

糖尿病に対する2剤併用療法が血糖コントロールに役立つ可能性

デイリーRxニュース(2014年3月24日) ― 著者:ドン・ラウフ(Don Rauf)/監修:ロバート・カールソン(Robert Carlson)医学博士

2種類の糖尿病治療薬による併用療法で、血糖値を効率的にコントロールすることができる。具体的にはメトホルミンにビルダグリプチンを加えると、効果的な併用療法となることが、新たな研究で確認された。

糖尿病患者では、十分なインスリンを生成できないか、もしくはインスリンが効率よく使用されないために、血糖値が異常に高くなる。インスリンとは、細胞が血糖を吸収してエネルギーに利用できるよう手助けするホルモンのことである。

2剤とも糖尿病患者の血糖値をコントロールすることが示されているが、今回の新たな研究で、メトホルミンにビルダグリプチンを追加すると患者に有益となることが明らかにされた。

「併用療法がどのようにして血糖値を改善するのか、医師に尋ねてみた」

東京医科大学内科学の小田原雅人博士らは、メトホルミンを服用していた2型糖尿病患者139人を追跡した。

同患者のうち69人をビルダグリプチンを投与する群、70人をプラセボを投与する群に無作為に割り付け、12週間投与した。

ビルダグリプチン(商品名Galvus、 Zomelis、Jalra)は、インスリン量を増加させ、膵臓で分泌されるグルカゴン量を抑えることで作用する。グルカゴンとはインスリンと同様にホルモンであり、体内における肝臓での糖産生量を増加させる原因となる。

ビルダグリプチンは米国において使用することは承認されていない。

メトホルミン(商品名Glucophage、 Glumetza、Glucophage XR、Fortamet)は、インスリン産生を増加させるものではないが、体内のインスリン受容体数を増やし、同受容体に対する親和性を高めることにより、インスリン感受性を促進するものである。

3ヵ月時点で、過去3ヵ月間の平均血糖(グルコース)値の指標となるヘモグロビンA1c(HbA1c)を検査した。ヘモグロビンA1cは、ビルダグリプチン群で1.1%低下したのに対し、プラセボ群では0.1%の低下に過ぎなかった。

多くの糖尿病患者における目標ヘモグロビンA1c値は6.5~7%未満となる。ヘモグロビンA1c目標値6.5%以下は、ビルダグリプチン群の約3分の1で得られたのに対し、プラセボ群では約3%のみであった。また、ヘモグロビンA1c値7%未満は、ビルダグリプチン群の約64%で得られた一方、プラセボ群では15%であった。

両群における死亡または低血糖の症状発現(重度の血糖低下)は認められなかった。

「日本人の2型糖尿病患者において、ヘモグロビンA1c値の改善で確認された顕著な有益性は、ビルダグリプチンとメトホルミンの相補的な機序を裏付けている」と著者らは記している。

薬剤師スティーブ・ルエック(Steve Leuck)氏は今回の調査研究に懸念を表明し、「本試験が、糖尿病治療のための有望な結果であったとしても、試験対象集団が139人しかおらず、小規模な点が気掛かりである。今回の肯定的結果は希望を与えるものであるが、この併用療法の大規模試験(対象者1万人以上とそれに見合った対照者を設置)の結果を待ち望んでいる。

AudibleRx(患者に提供する情報を掲載したホームページ)の代表で所有者のルエック氏は「日常診療で、新規診断された2型糖尿病の多くで、一次治療薬としてメトホルミンが処方されるのを見てきた。メトホルミン単剤でも、糖尿病に関する患者教育や、適切な食事、そして医師の認めた運動を併用すると、多くの患者で血糖値が十分コントロールされることが示されている」

糖尿病治療薬の2剤併用療法の有効性は、既に他の研究で認識されており、製薬会社は2種類の薬剤を1剤にまとめた合剤(商品名GalvumetやEucreasなど)を製造している。

本研究は医学誌「糖尿病治療(Diabetes Therapy)」3月号オンライン版に掲載された。小田原雅人氏は本研究の独立した医学アドバイザーであり、ノバルティス・ファーマ株式会社(Novartis Pharma K.K.)からコンサルタント料を受領している。


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