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2014-06-23

ソース(記事原文):ニュース・メディカル

糖尿病治療薬リラグルチドによる治療で心血管リスク因子が改善

ニュース・メディカル(2014年6月23日) ― 食事・運動療法の併用下における糖尿病治療薬リラグルチドは、有意な体重減少につながり、複数の心血管リスク因子(高血圧や高コレステロールなど)を改善させることが、多施設共同試験で示された。この結果は、3,700人以上の過体重・肥満を呈する非糖尿病成人から得られたものであり、シカゴで開催された2014年米国内分泌学会合同会議(ICE/ENDO)で土曜日に発表された。

本試験の主任研究者で、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(University College Dublin)の糖尿病合併症研究センターに所属するカレル・ル・ルウ(Carel Le Roux)医学博士は「こうした改善が経時的に継続した場合、心疾患リスク低下につながる可能性がある」と述べている。

SCALE(非糖尿病患者と糖尿病患者における満腹感と肥満-リラグルチドの臨床的エビデンス)肥満・糖尿病前症試験の一部として、長期的な体重管理を目的としたリラグルチド3 mg用量が検証されている。リラグルチド(商品名ビクトーザ[Victoza])は1.2 mgと1.8 mg注射液で現在販売されており、2型糖尿病成人において食事・運動療法の併用下で使用した場合に血糖コントロールを助長する。本試験の資金援助を行ったデンマークに本社を置くビクトーザ製造会社ノボノルディスク社(Novo Nordisk)によれば、本剤は体重減少の適応では認可されていない。

本試験は、1つ以上の糖尿病・心疾患リスク因子(糖尿病前症、高血圧、高コレステロールなど)を有する非糖尿病の過体重・肥満成人3,731人を対象に実施された。本試験における体重減少への取り組みの一環として、全患者に運動療法を行うとともに、通常よりも1日あたり500カロリー少ない食事を摂取してもらった。さらに、56週間にわたりリラグルチド3 mg注射を投与する群(2,487人)とプラセボを投与する群(1,244人)のいずれかに2:1の割合で患者を無作為に割り付けた。リラグルチドとプラセボのどちらを投与しているかは、研究者と患者のいずれにも知らせない手法を取った。

平均して、リラグルチド3 mg群の方が、プラセボ群よりも、体重減少幅が5.4%大きく、全体で8%に達したほか、ウエストも約4.2 cm(1.7インチ)減少幅が大きかった、と本研究者らは報告している。

ル・ルウ氏によれば、プラセボ群と比べて、 リラグルチド群の方が、血圧や、LDL("悪玉")コレステロール、HDL("善玉")コレステロール、トリグリセリド、総コレステロールなどの全ての空腹時脂質値(血中脂質)において一層の改善がみられた。こうした改善により、プラセボ群よりもリラグルチド3 mg群において降圧剤および高脂血症治療薬の正味使用量が大幅に減少した、と同氏は述べている。

総じて、リラグルチド3 mgの安全性は、先行臨床試験で本剤を低用量投与された2型糖尿病患者で示されたものと同様であることを本研究者らが明らかにした。

ル・ルウ氏は「肥満における現在の治療選択肢は数少ない」としている。「肥満や肥満関連疾患に苦しむ人において、体重減少を助長する新しい治療選択肢が必要とされる」と続けた。


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