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2011-02-20

ソース(記事原文):BBCニュース

脳損傷に対するプロゲステロン(性ホルモン)の試験

BBCニュース(2010年2月20日)―BBCニュース(サンディエゴ)科学担当記者ビクトリア・ジル(Victoria Gill)著

最初の避妊ピルに使用された性ホルモンである天然プロゲステロンが、重度の頭部損傷患者を対象に試験される予定である。

研究者らは、3月に第III相試験を開始する予定とし、プロゲステロンが患者の命を救い、脳の損傷を軽減する可能性があるとしている。

米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science)年次総会で、同研究者らが本試験について発表した。

全米各地の外傷センター17施設における患者1,000人を対象とする。

アトランタにあるエモリー大学(Emory University)の救急医学准教授デイビッド・ライト(David Wright)博士が、本試験を主導することになる。

複雑な疾患

先行研究では、プロゲステロンは脳内神経細胞の正常発生を補助するほか、脳の損傷組織に保護効果を持つことが示されている。

ライト氏は「外傷性脳障害は複雑な疾患であり、膨張や神経細胞死と神経損傷が全て同時に生じる」とBBCニュースに語った。

「プロゲステロンが素晴らしいのは、これらの全てに作用すると思われるからである」

初期の試験では、プロゲステロンが脳損傷患者の死亡リスクを低下させることがエモリー大学の研究者らによって明らかにされた。

ライト氏は、本試験終了後に、プロゲステロンが特に重度の外傷性脳障害に対し、30年ぶりに認可される薬物療法となることを期待しているという。

ヤムイモ(ヤマノイモ属)

天然プロゲステロンの有効成分は、最初の避妊ピルに使用されたものと極めて類似している。今では天然プロゲステロンが、プロゲスチンとして知られる合成プロゲステロンに取って代わっている。しかし、脳傷害の場合は、天然プロゲステロンでしか望ましい保護効果は得られないように思われる。

試験期間中、鈍的頭部外傷患者に、4日間にわたり天然プロゲステロンを注入することになる。天然プロゲステロンは野生のヤムイモから抽出されている。

ライト氏は「投与量は、おそらく妊娠第3期の女性の血中に検出される量の約3倍となる」と説明した。

米国食品医薬品局(FDA)は、患者の同意なしに天然プロゲステロンを投与することを研究チームに特別に認めた。これにより、できるだけ早く投与することが可能となり、最大の保護効果が得られることになる。


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