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2011-09-28

ソース(記事原文):スタイル・ビストロ

色素沈着過剰やシミについて知り尽くす

スタイル・ビストロ (2011年9月28日) ― martawohrle 著

色素沈着過剰(シミ、老人斑、その他にも多数の呼び方あり)を管理するにあたり必要となる2つの秘訣は、根気と努力である。3つ目に必要なのは現実的な期待である。色素沈着過剰に対し決定打的なものはまだ発見できていないが、私は最終的に単剤を塗布するよりも、ある治療方式を用いてシミの消失に少しずつ手を付けるという打開策にたどり着いた。私の見解が正しければ、今後数ヶ月以内に大きな進歩が得られると期待している。これに関してはまた後述する。

最初に、色素沈着過剰とは頑固なものであると理解しておく必要がある。シミの形成には数年かかり、おそらく成人期の大半で形成されている。大部分はメラニン形成細胞に起因するものである。一般に皮膚の1平方ミリメートルあたり1,000~2,000個のメラニン形成細胞があり、表皮基底層の細胞の約5%~10%を構成している(補足:黒色と白色の皮膚ではメラニン形成細胞の数は同一)。

例えば、そばかすはメラニン形成細胞の過活動による紅斑で乳児期に始まるものであり、特に色白の肌や表皮が露出している部分に現れる傾向が強い。妊娠性肝斑として知られる褐色斑も、メラニン形成細胞の過剰活性によるもので、妊婦の顔面に対称性の斑点ができたり、エストロン/プロゲステロンの治療の結果として発現したりする。老年性黒子または肝斑は、メラニン形成細胞が増殖することで前腕・顔面・手に生じる褐色斑である。

このテーマに関してかなりの量の論文を読んで、シミの対処にメラニン阻害剤またはチロシナーゼ阻害剤の一種を用いることを試みた私のアプローチには限界があるという結論に至った。それは確かに自分の経験から学んだことである。シミ取りクリームや美白クリームを試してみても、シミ取りがうまくいくことは少なく挫折してしまう。より良いアプローチは、1)痛んだ肌を剥離し、2)さらなる日焼けのダメージを受けないよう新しい皮膚を保護し、3)メラニン阻害剤を使用し、4)緑のLED(発光ダイオード)光線療法で2~3回強く照射するという一連の治療法である。

よく考えてみると、ルミキシル(Lumixyl)にはグリコールのピーリング剤と、美白クリーム、日焼け止めが含まれている。今ではこれらの全てのステップが必要であると考えている。しかし、大半の人は全範囲にわたり強要されるのを嫌がることをよく分かっているので、自分の気に入った剥離剤をうまく組み合わせて良いと思っている(いくつか例を挙げるとグリコールのピーリングの一種でジュースビューティー[Juice Beauty]、ラヴィセレスト[La Vie Celeste]、レビバ[Reviva]などや、もしくはYBF[Your Best Face]の商品名Prepなどの抗酸化剤/剥離剤が理想的)。

メラニン阻害剤に関しては、多種多様な薬理活性の中から選択できるので、主に利用されるものから一部概要を以下に示す。

ヒドロキノンは、効果的なメラニン形成阻害剤である。ただし、この有効性はメラニン形成細胞に対して細胞毒性を有することによって得られるものである。ヨーロッパと日本では、癌に対する懸念からヒドロキノンの使用は制限されている。最近では世間一般に代替となるものが模索されている。

チロシナーゼ阻害剤は、ヒドロキノンの代替となるもので、安全性がより高いとみなされている。メラニンは、酵素チロシナーゼの存在下においてアミノ酸チロシンに関連する一連の酸化反応を経て形成される。したがって、薬理活性にはチロシナーゼの抑制に焦点を当てているものがある。

こうした活性の1つに、スタンフォード大学(Stanford University)の皮膚科学の研究者らが開発したデカペプチド-12があり、これは一連のアミノ酸からなる合成ペプチドで、ルミキシルのクリームに使用されている。

シムホワイト37(SymWhite37[フェニルエチルレゾルシノール])は、オウシュウアカマツ樹皮の天然美白化合物に一部由来する合成剤である。有害な副作用を生じることなく、肌の美白に効果のあることが、研究で示されている。これはルミキシル美白クリーム(Lumixyl Brightening Creme)に含まれている。

アルブチン(ヒドロキノン-β-D-グルコピラノシド)は、特定の植物に高濃度で認められる糖化ヒドロキノンで、厳しい環境で生き残る能力と、脱水状態を維持する能力をもつ。アルブチンはチロシナーゼ活性を阻害することによってメラニン合成を妨げることが明らかにされている。80人の中国人女性を対象とした1ヶ月間にわたる試験で、濃度1%のαアルブチンを用いたところ、「肌の美白効果」が得られた。コウジ酸よりも迅速かつ有効であった(下記参照)。YBF(Your Best Face)のリストア(Restore)に含まれている。 甘草エキス(Glabridin)は、細胞毒性を伴うことなく、メラニン形成細胞のチロシナーゼ活性を阻害するものである。それでも、甘草エキスに関する研究のほとんどは、抗酸化の性質についてである。

リン酸アスコルビルマグネシウムは、非刺激性の安定型ビタミンCである。10%という低濃度で使用しメラニン形成を抑制することができる。

ヘキシルレゾルシノール:2007年に試験管内(in vivo)のヘキシルレゾルシノール0.5%の試験が実施され、8週間にわたる美白の有効性は、ヒドロキノン2%と同等であるという結果が示された。これはPrescribed Solutions(プリスクライブト・ソリューションズ)シリーズの商品名「A Bolt of Lightening(ボルト・オブ・ライトニング)」に含まれている。

キナモムム・スバベニウムは有望視されているものの1つである。サラ(Sarah)氏の報告によれば、この植物から2つの化学薬品が分離され、ほんの1%の濃度でチロシナーゼを遮断することができるという。知られている限りでは、まだ化粧品にはなっていないが、商品化される日が来れば、ぜひ試してみたいところである。

さまざまな理由から、色素沈着過剰の薬理活性には避けた方が良いと考えられるものが一部あり、詳細は以下の通りである。

アゼライン酸は、試験管内の試験では幾分弱いチロシナーゼ拮抗阻害剤である。またアゼライン酸にはメラニン形成細胞に対する抗増殖性効果と細胞傷害効果もある。

コウジ酸はメラニン量を減少させるが、用量依存的であり(1%以下では効果なし)、高用量では刺激が強くなる。

トレチノインやアダパレンなどのレチノイドは、ビタミンA誘導体である。色素沈着を軽減するメカニズムには、チロシナーゼ誘導の抑制と、色素移動の妨害、それに表皮ターンオーバーの加速などがある。また、角化細胞内の色素顆粒を分散させる能力も有する。レチノイドは、ヒドロキノンやメキノールをはじめとする美白剤と一緒に用いた場合、浸透促進剤として作用する可能性もある。主な副作用には、灼熱感、ひりひり感、紅斑、乾燥、落屑などがある。副作用は回復するものだが、レチノイドの使用により、色素沈着過剰になる可能性があり、特に暗い肌色の人でその傾向が強い。

剥離・保護・阻害・光線療法からなる色素沈着過剰の治療法に着手することにしており、この組み合わせで効果を見出せた場合(願わくは)、その結果を報告する予定である。


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