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2013-02-23

ソース(記事原文):トップニュース

魚油とアスピリンがアルツハイマー病を治療する可能性

トップニュース(2013年2月23日)― エリナ・ニーダム(Elina Needham)著

ボストンにあるブリガム&ウィメンズ病院(Brigham and Women's Hospital)とハーバード大学医学部(Harvard Medical School)の研究者らによれば、魚油とアスピリンを重篤な慢性疾患に対する攻撃手段として使用できる可能性がある。

魚油とアスピリンは疾患の原因となる腫れの消失を促す働きをすることを、本研究者らが発見した。具体的疾患には、心臓病、癌、関節炎、アルツハイマー病などがある。

本研究者らによれば、これらの成分は、いずれも抗炎症作用のあることで知られている。魚油とアスピリンは、長期的疾患を招く免疫系の過敏反応をコントロールするのに総合的に適していることが明らかにされた。

身体は有害物または刺激物の影響を受けると、生物学的にそれを排除しようとして反応するという。つまり、腫れの症状が現れるのは身体の治癒プロセスの象徴である。

しかし、罹患者が高脂肪食を摂っている場合、刺激物質を排除する能力が低下している可能性が高く、結果的に免疫系が全ての制御を失うことになり、発病の恐れが増大する。

本研究者らは、アスピリンの成分であるレソルビンD3と、魚油の成分オメガ3脂肪酸が、炎症部位に長期間にわたり留まり続けると結論づけた。これは制御不能な炎症の治療に役立つ可能性がある。


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