フィマンタ 60 (フィマサルタン) - 60mg

1820 円!! フィマンタ60mgは、高血圧や心臓病の治療に用いられるお薬です。主成分としてフィマサルタンを配合しており、アンギオテンシン変換酵素阻害薬に分類されています。韓国ではKANARBという名前で販売されていますが、日本ではまだ治験段階です。

Fimanta 60 (Fimasartan) - 60mg (3 x 10 Tablets)

■ 3 x 10 錠

価格:1820 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


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有効成分

フィマサルタン(Fimasartan)

 

製造国

インド

 

製造元

Ajanta Pharma Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。

実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。


食前食後は関係なく服用することができます。ただし血中濃度を一定にするために、できるだけ同じ時間に服用するのがおすすめです。服用するときは噛んだりつぶしたりせず、お水でそのまま服用してください。


 

商品詳細

フィマンタ60mgは、韓国の降圧剤市場で大きなシェアを占めているアンギオテンシンⅡ阻害薬です。血圧を下げる医薬品にはこの他に、ACE阻害薬や利尿薬なども使用されます。これらのお薬がどのようにして血圧を下げるのかを知るために、まずは血圧が上昇するメカニズムについて解説します。


血圧は血管を通る血液量が増えたり、血管が収縮して血液が通る道が狭くなったりすると上昇する仕組みです。この血液量や血管の収縮に大きく関与しているものとして、レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系と呼ばれる一連のカスケードが知られています。


腎臓の傍糸球体細胞から分泌されたレニンが、アンギオテンシノーテンをアンギオテンシンⅠにまず変換します。変換されたアンギオテンシンⅠは、キニナーゼというアンギオテンシンⅠ変換酵素によってさらにアンギオテンシンⅡへと変換されていくのが、カスケードの一連の流れです。少々ややこしいかもしれませんが、レニンやアンギオテンシンⅠ変換酵素の働きによってできたアンギオテンシンⅡが血圧に大きく関与します。


アンギオテンシンⅡは血管を収縮させる働きを持っているのです。血管が収縮すると、血液の通り道が狭くなるため、心臓がより強い力で血液を押し出さないと循環しなくなってしまいます。水を流しているホースをつまむと圧がかかって水が勢いよく出るように、血管も狭まると必要以上の力が必要なのです。


さらにアンギオテンシンⅡは、副腎皮質からアルドステロンを分泌させる働きも持っています。アルドステロンは血液量を増やす働きがあるため、結果としてこちらも血圧上昇につながってしまうのです。


フィマンタ60mgは血圧上昇に大きく関与しているアンギオテンシンⅡを作るために必要な、アンギオテンシンⅠ変換酵素の働きを阻害します。そうすることでアンギオテンシンⅡが作られなくなるため、血管を収縮したり血液量を増やしたりするのを抑制し、血圧を下げることができるのです。


カプトプリルやエナラプリルなどに代表されるACE阻害薬は、アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬のことで、アンギオテンシンⅡが受容体に結合して血液量を増加させたり血管を収縮させたりするのを防ぐ医薬品です。利尿薬は単純に水分を外に出すことで血液量を減らし、心臓の負担を助けて血圧を下げます。


 

他の商品との比較

ロサルタンなどに代表されるACE阻害薬と比べると、20%以上も有意な降圧作用があることがわかっています。また少ない用量での投与でも優れた降圧効果を示すことも明らかです。


 

特別な注意

腎臓病や肝臓病がある方はフィマンタ60mgを服用前に必ず医師の判断をあおいでください。フィマンタ60mgの血中濃度が必要以上に上がり、副作用が起こりやすくなる可能性があります。


・妊娠中や妊娠の可能性がある方は、医師に相談の上ご使用ください。


・授乳中の方は、フィマンタ60mgが乳汁中へ移行するおそれがあるため、授乳中でも服用が可能かどうか、医師へ相談の上ご使用ください。


・フィマンタ60mgを服用中にアルコールを飲むことの安全性はまだ確立されていません。


・めまいなどの副作用が起こるため、乗り物の運転をされる方は医師に相談の上ご使用ください。


・フィマンタ60mgを飲みはじめて最初の数日は、めまいが起こる可能性があります。急に立ち上がるとめまいを起こしやすいので、ゆっくり立ち上がるなどして過ごしてください。


・フィマンタ60mgを服用中は血中尿素やクレアチニン、カリウム値の変動を定期的に検査してください。


・イブプロフェンなどの抗炎症薬とは併用できません。


 

他の薬との併用

以下の医薬品と併用すると、フィマンタ60mgの副作用が起こりやすくなったり、薬剤の血中濃度に影響が出たりする可能性があります。


・エノキサパリン
・炭酸リチウム
・ニメスリド
・インダパミド
・イトラコナゾール


 

誤って大量に服用した場合

速やかに医療機関を受診してください。


 

服用し忘れた場合

 

副作用

めまい、背部痛、副鼻腔炎、血中カリウム濃度の上昇


 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
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