フォシーガ(ダパグリフロジン)10mg (アメリカ製)

4500 円!! 世界の大手製薬会社、アストラゼネカ社とブリストル・マイヤーズ スクイブ社によって共同開発された世界初のSGLT2阻害薬!体の中の余分な糖と尿をまとめて排泄することで血糖値を下げる効果を発揮!

Forziga (Dapagliflozin) - 10mg (28 Tablets)

■ 28錠

価格:4500 円

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有効成分

ダパグリフロジン(Dapagliflozin)

 

製造国

アメリカ

 

製造元

Astrazeneca Pharmaceuticals LP

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は5mgを1日1回経口服用します。
効果が不充分な場合は、経過を充分に観察しながら10mgを1日1回に増量することができます。

 

商品詳細

フォシーガ10mgは、体内の過剰な糖と尿を一緒に排泄することで血糖値を下げる作用を持つ2型糖尿病の治療薬です。尿中へのブドウ糖(グルコース)排泄促進というインスリン作用を介さないことから、幅広い2型糖尿病に対して血糖降下作用が期待できます。

食べ物や飲み物が消化されると体内でブドウ糖と呼ばれるエネルギー源がつくられ、血液によって体の細胞に運ばれて筋肉や臓器で使われます。このブドウ糖の血液中量を示す値を血糖値と呼びますが、この血糖値が異常に高い状態が続き、血管や臓器に支障をきたすことで、さまざまな身体障害を引き起こす疾病が糖尿病です。

尿を作る器官である腎臓と糖は密接に関わっており、最初に作られる原尿には糖やアミノ酸、電解質など人間の体にとって大切な栄養素が含まれています。しかし、これらの栄養素が尿と一緒に排泄されると体にとって不都合な影響を引き起こす可能性があるため、細尿管と呼ばれる部分で水分や栄養素が血液中に再び吸収されます。これを再吸収と呼び、その働きには細胞の表面に存在するたんぱく質のひとつであるナトリウム・グルコース共輸送体(SGLT)が関わっています。
細尿管は、腎臓側からそれぞれ近位尿細管、ヘンレループ、遠位尿細管という部位に大きく分類されますが、中でも近位尿細管には糖の再吸収の約90%を行なうSGLT2と呼ばれる輸送体があり、尿中に含まれる糖を認識して血液中へと移行させる働きを持っているため、健常者では尿に糖が含まれることがありません。ところが血糖値の高い人では原尿に含まれる糖が多く、再吸収が追いつかなくなることから尿中に糖が残り、糖尿病になります。

このSGLT2の働きを阻害し、再吸収を抑制することで血液中への糖の移行を抑え、血糖値を低下させる効果を発揮するのがフォシーガ10mgの有効成分であるダパグリフロジンです。インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンであるため、多くの糖尿病治療薬がこの働きを強めるように作用しますが、その一方で低血糖や体重増加などの副作用が起こりやすいという問題点があります。ところがダパグリフロジンは腎臓からの糖の再吸収を阻害するだけなので低血糖の心配が少ないだけでなく、体内の糖が減ることによる体重減少などの効果も期待されています。

 

他の商品との比較

世界で初めて発売されたSGLT2阻害剤で、60ヵ国以上で承認されています。

国内臨床成績および海外臨床成績において、すぐれたHbA1c低下作用を示しました。

SGLT2に対して高い選択性を示します。

食事の影響を受けないことから食前・食後のいずれでも服用可能です。

ダパグリフロジンを有効成分とした薬剤は、日本ではフォシーガ(アストラゼネカ、小野薬品)の名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、フォシーガ10mgを絶対に服用しないでください。
・フォシーガ10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の人: 輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので、フォシーガ10mgの服用は適していません。
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある人: インスリン注射による血糖管理が望まれるのでフォシーガ10mgの服用は適していません。

【慎重服用】
・中等度の腎機能障害のある人
・重度の肝機能障害のある人: 使用経験がなく安全性が確立していません。
・脱水を起こしやすい人(血糖コントロールが極めて不良の人、高齢者、利尿剤併用者など): フォシーガ10mgの利尿作用により脱水を起こすおそれがあります。
・ほかの糖尿病用薬(特にスルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、GLP-1受容体作動薬またはインスリン製剤)を使用中の人: 併用により低血糖を起こすおそれがあります。
・次に掲げる人または状態: 低血糖を起こすおそれがあります。
1)脳下垂体機能不全または副腎機能不全
2)栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足または衰弱状態
3)激しい筋肉運動
4)過度のアルコール摂取者

【重要な基本的注意】
・フォシーガ10mgの使用にあたっては、低血糖症状およびその対処方法について充分理解してください。特に、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、GLP-1受容体作動薬またはインスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがあります。スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤またはインスリン製剤と併用する場合には、これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため、これらの薬剤の減量を検討してください。
・フォシーガ10mgの服用中に、血清クレアチニンの上昇またはeGFRの低下がみられることがあるので、腎機能を定期的に検査してください。腎機能障害のある人は経過を充分に観察し、継続的にeGFRが45mL/min./1.73m2未満に低下した場合は使用の中止を検討してください。
・フォシーガ10mgの利尿作用により多尿・頻尿がみられることがあります。また体液量が減少することがあるので、適度な水分補給を行なうようにし、観察を充分に行なってください。脱水、血圧低下などの異常を認められた場合は、休薬や補液などの適切な処置を行なってください。特に体液量減少を起こしやすい人(高齢者、腎機能障害のある人、利尿剤併用者など)においては、脱水や糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞を含む血栓・塞栓症などの発現に注意してください。
・糖尿病の診断が確立した人のみ適用を考慮してください。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性など、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、甲状腺機能異常など)を有する疾患があることに留意してください。
・フォシーガ10mgの服用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を充分に行なった上で効果が不充分な場合に限り考慮してください。
・服用の継続中に使用の必要がなくなる場合があり、また不養生、感染症の合併などにより効果がなくなったり、不充分となる場合があるので、食事摂取量、血糖値感染症の有無などに留意の上、常に服用継続の可否、薬剤の選択などに注意してください。
・尿路感染および性器感染を起こすことがあるので、症状およびその対処方法について理解してください。また腎盂腎炎などの重篤な感染症を起こすおそれがあるので、充分な観察を行なうなど尿路感染および性器感染の発症に注意し、発症した場合には適切な処置を行なうとともに、状態に応じて休薬などを考慮してください。
・フォシーガ10mgの作用機序により、血糖コントロールが良好であっても尿中ケトン体陽性または血中ケトン体増加がみられることがあります。症状、血糖値などの臨床検査値を確認し、インスリンの作用不足によるケトン体増加と区別して糖尿病の状態を総合的に判断してください。
・インスリン分泌脳が低下している人では、糖尿病性ケトアシドーシスの発現に注意してください。
・排尿困難、無尿、乏尿あるいは尿閉の症状を呈する人では、それらの治療を優先するとともに他剤での治療を考慮してください。
・フォシーガ10mg服用による体重減少が報告されているため、過度の体重減少に注意してください。
・フォシーガ10mgとインスリン製剤の併用における有効性および安全性は検討されていません。
・低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転などに従事している人は服用に注意してください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・フォシーガ10mgは2型糖尿病と診断された人のみ使用し、1型糖尿病の人は使用しないでください。
・重度の腎機能障害のある人または透析中の末期腎不全の人ではフォシーガ10mgの効果が期待できないため、使用しないでください。
・中等度の腎機能障害のある人ではフォシーガ10mgの効果が充分に得られない可能性があるので、使用の必要性を慎重に判断してください。

【臨床検査結果におよぼす影響】
・フォシーガ10mgの作用機序により、フォシーガ10mgの服用中は尿糖陽性、血清1,5-AG(1,5アンヒドログルシトール)低値を示します。尿糖および血清1,5-AGの検査結果は、血糖コントロール値の参考とはならないので注意してください。

【その他の注意】
・国内外の臨床試験の併合解析において、すべての悪性腫瘍の発現割合はフォシーガ10mg使用群と対照群で同様でしたが、膀胱がんおよび乳がんではフォシーガ10mg使用群で多い傾向が認められました。しかしながら、服用開始から膀胱がんおよび乳がんの診断まで短期間であったことから、いずれの腫瘍においてもフォシーガ10mgとの因果関係は確立されておらず、非臨床試験においても発がん性あるいは変異原性は認められていません。

【高齢者】
・一般に高齢者では生理機能が低下しているので、状態を観察しながら慎重に使用してください。
・高齢者では脱水症状(口渇など)の認知が遅れるおそれがあるので注意してください。

【妊婦、産婦、授乳婦など】
・妊婦または妊娠している可能性のある人はフォシーガ10mgを服用せず、インスリン製剤などを使用してください: 妊娠中の使用に関する安全性は確立されていません。
・授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合は授乳を中止してください。

【小児など】
・小児などに対する安全性および有効性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とフォシーガ10mgを併用する場合、注意してください。
・糖尿病用薬(スルホニルウレア剤、チアゾリジン系薬剤、ビグアナイド系薬剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、速効型インスリン分泌促進剤、DPP-4阻害剤、GLP-1受容体作動薬、インスリン製剤など): 糖尿病用薬との併用時には、低血糖の発現に注意してください。特にスルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、GLP-1受容体作動薬またはインスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがあります。これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため、これらの薬剤の減量を検討してください。低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を使用し、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を使用してください。
・血糖降下作用を増強する薬剤(β遮断薬、サリチル酸剤、モノアミン酸化酵素阻害剤など): 血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値、そのほかの状態を充分に観察しながら使用してください。
・血糖降下作用を減弱する薬剤(副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、アドレナリンなど): 血糖降下作用を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがあります。食後の血糖上昇が加わることによる影響に充分注意してください。併用時は血糖コントロールに注意し、血糖値、そのほかの状態を充分に観察しながら使用してください。
・利尿薬(ループ利尿薬、サイアザイド系利尿薬など): フォシーガ10mgとの併用により、利尿作用が増強されるおそれがあるため、必要に応じて利尿薬の用量を調整するなど注意してください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

フォシーガ10mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
性器感染(膣カンジダ症など)、尿路感染(膀胱炎など)、ヘマトクリット増加、便秘、口渇、下痢、背部痛、発疹、頻尿、腎機能障害、排尿困難、尿量増加、頭痛、振戦、めまい、眼乾燥、陰部そう痒症、高血圧、倦怠感、体重減少

●極稀に起こる重篤な副作用
低血糖、腎盂腎炎、脱水

 

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