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2014-01-21

ソース(記事原文):ヘルス・ニュース・ダイジェスト

ループス患者における妊娠合併症の予防に抗マラリア合剤が役立つ可能性

ヘルス・ニュース・ダイジェスト(2014年1月21日) ― ヘルス・ニュース・ダイジェスト・コム(HealthNewsDigest.com)編集者 著

コネティカット州ニューヘブン -  エール大学医学部(Yale School of Medicine)の研究者らによる新たな研究で、ループス(狼瘡)とそれに関連した抗リン脂質症候群という疾患を呈する女性患者における妊娠合併症を予防するのに、抗マラリア合剤が役立つ可能性があることが明らかにされた。この結果は米国生殖免疫学会機関紙(American Journal of Reproductive Immunology)に掲載された。

抗リン脂質抗体と呼ばれる血中抗体は、一般に細菌などの微生物を認識し攻撃する目的で体内において作り出される。しかし、ループスまたは抗リン脂質症候群、もしくは両方を呈する女性では、この抗体が体内の自己タンパク質を認識し攻撃するので、反復流産や妊娠高血圧腎症などの後期妊娠合併症リスクが高まることになる。

ループスまたは抗リン脂質症候群の患者は、抗マラリア剤であるハイドロキシクロロキンを用いた治療を受けることが多い。ハイドロキシクロロキンは妊娠中も安全に投与し続けることが可能である一方、ループスまたは抗リン脂質症候群、もしくは両方を呈する女性患者における妊娠合併症の予防に有益となり得るのかどうかは明らかでなかった。

エール大学の産科学・婦人科学・生殖科学部門の準教授で統括著者のヴィッキ・エイブラハムス(Vikki M.Abrahams)博士と、主著者で医学生のキャロライン・アルバート(Caroline Albert)氏は、今回の新規研究で、妊娠中の抗リン脂質症候群に対するハイドロキシクロロキン治療の実施可能性を検討した。

エイブラハムス、アルバート両氏は、抗リン脂質抗体によるヒト胎盤細胞機能への有害作用を評価するため、研究室ベースのシステムを用いた。

「その結果、ハイドロキシクロロキンは、抗リン脂質抗体によるヒト胎盤細胞機能への有害作用を部分的に若干改善するが、全てを改善するわけではないことが明らかとなった」とエイブラハムス氏は述べている。「つまり、ハイドロキシクロロキンを含めた併用療法の一種が、ループスまたは抗リン脂質症候群、もしくは両方を呈する妊婦にとって有益となる可能性がある」

本研究に携わったその他の著者は、ウィリアム・シュレジンガー(William J. Schlesinger)、シェ・ビラ(Chez A. Viall)、メリッサ・ムラ(Melissa J. Mulla)、ジャン・ブロセンス(Jan J. Brosens)、ロレンス・シャムレイ(Lawrence W. Chamley)である。

本研究は、アメリカループス財団(Lupus Foundation of America)と非営利団体マーチ・オブ・ダイムズ(March of Dimes)からから財政的援助を受けた。キャロライン・アルバート氏は、アメリカループス財団による2012年奨学研究員(Gina M. Finzi Memorial Student Summer Fellowship)として支援を受けた。

引用:米国生殖免疫学会機関紙(American Journal of Reproductive Immunology)2014年1月号


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