バルパリン (バルプロ酸ナトリウム) 200mg 

210 円!! 脳を鎮める作用を持つ神経伝達物質・ギャバの量を増やし、てんかんや双極性障害の症状を抑制します!神経因性疼痛や片頭痛の予防にも有効!

Valparin (Sodium Valproate) - 200mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:210 円

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有効成分

バルプロ酸ナトリウム(Sodium Valproate)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日10-15mg/kgを経口分割服用し、1日最大服用量まで増量していきます。
一般的には1日20-30mg/kgの範囲ですが、効果が現われない場合はさらに増量します。
1日の服用量が50mg/kgを超えた場合は、慎重に状態を観察してください。

 

商品詳細

バルパリン200mgは、てんかん、双極性障害の治療に使われる薬です。

てんかんは、脳内の神経細胞において、正常よりも過剰な電気的変化が突発的に生ずることによって脳の働きが異常になり、様々なてんかん発作を引き起こす疾患です。
発作の症状は、異常が生じた部位や脳神経細胞への影響度合いによって異なりますが、けいれんや意識障害を起こすもの、手足が動かないなどの運動機能障害、目が見えなくなったり感覚がなくなったりする知覚機能障害、感情がコントロールできないなどの精神症状などがあります。
発作は通常、短時間のうちにもとの状態に戻りますが、繰り返し起こることが多いようです。

また双極性障害は、そう状態とうつ状態を交互に繰り返す病気で、このうちはっきりとしたそう状態がある場合を双極I型障害と言い、軽いそう状態を含む場合を双極II型障害と呼びます。
そう状態とは、気持ちが異常に高ぶる状態で、活動性が増し、明るく開放的である場合もありますが、この状態が悪化するとイライラしたり、短気になることが多くなるために、社会活動や人間関係にトラブルを引き起こすケースも出てきます。
一方、双極性障害におけるうつ状態は、一般的にいわれるうつ病と症状は似ていますが、破壊的衝動のエネルギーを持つ傾向が強いとされ、そう状態に切り替わる過程のエネルギーが回復した時に、自殺の傾向が多くなるともいわれています。

てんかんの原因はひとつではありません。
原因不明で起こる特発性、脳の形成異常や器質的病気により二次的に生じる症候性、症候性の可能性があるにもかかわらず基礎疾患がなく発生する潜因性、そして遺伝子による遺伝性などがあります。
また双極性障害についてはその原因はよくわかっていませんが、脳内の情報伝達の乱れにより、脳の機能のバランスが取れなくなることで発症すると考えられています。

これらの症状を改善する働きを持つのがバルパリン200mgの有効成分であるバルプロ酸ナトリウムです。
神経伝達物質のひとつにGABA(ギャバ)と呼ばれるアミノ酸があります。GABAは抑制性の性質を持ち、ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる働きしていますが、バルプロ酸ナトリウムには、このGABAを作り出すグルタミン酸脱炭酸酵素の活性を増強し、なおかつGABAの分解酵素であるGABAトランスアミナーゼの働きを抑制するため、その結果として脳内のGABA量を増加する作用があります。
バルパリン200mgは、この作用により脳の働きを鎮め、てんかんや双極性障害の症状を有効的に改善します。

またバルパリン200mgは、てんかん発作に対する有効性が広く、同じくてんかん発作の治療に使用されるカルバマゼピンよりも副作用が少ないといわれています。

 

他の商品との比較

バルパリン200mgは、種々のタイプの発作に対して抗てんかん作用を示しますが、特に欠神発作(小発作)に有効であり、欠神発作に強直間代発作(大発作)が合併する場合によく用いられます。

バルパリン200mgは、脳内で抑制的に働く伝達物質GABAの濃度を高めることにより発作を抑制します。

バルパリン200mgは、三叉神経痛の痛みを取る目的で使用されることもあります。

バルプロ酸ナトリウムを有効成分とした薬には、錠剤以外にも細粒、シロップなどがあり、日本ではバルプロ酸ナトリウム(サンノーバ、共和薬品)、デパケン(協和発酵キリン)、ハイセレニン(シェリング・プラウ)、エピレナート(藤永製薬)、セレニカR(興和創薬)、バルプラム(アイロム製薬)、バレリン(大日本住友製薬)、サノテン(辰巳化学)、バルデケンR(東和薬品)、セレブ(テイコクメディックス)の名前で発売されています。
また海外では、Epilim、Episenta、Orlept、Sodium Valproateなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、バルパリン200mgを絶対に服用しないでください。
・重篤な肝障害のある人: 肝障害が強く現われ致死的になるおそれがあります。

・バルパリン200mgを服用中は、カルバペネム系抗生物質(パニペネム・ベタミプロン、メロペネム水和物、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム、ビアペネム、ドリペネム水和物、テビペネム、ピボキシル)を併用しないでください。

・尿素サイクル異常症の人: 重篤な高アンモニア血症が現われることがあります。

以下の場合、バルパリン200mgを服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。

・妊娠または妊娠している可能性のある人: 二分脊椎児、心室中隔欠損などの心奇形、多指症、口蓋裂などの奇形や特有の顔貌を有する児を出産したとする報告がみられるため、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

以下の場合、バルパリン200mgを慎重に服用してください。
・肝機能障害またはその既往歴のある人: 肝機能障害が強く現われるおそれがあります。
・薬物過敏症の既往歴のある人

・自殺企図の既往歴および自殺念慮のあるうつ病および躁うつ病の躁状態の人: 症状が悪化するおそれがあります。

・尿素サイクル異常症による原因不明の脳症もしくは原因不明の昏睡の既往のある人: 重篤な高アンモニア血症が現われるおそれがあります。

・尿素サイクル異常または原因不明の乳児死亡の家族歴のある人: 重篤な高アンモニア血症が現われるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・連用中における服用量の急激な減少ないし服用の中止により、てんかん重積状態が現われることがあるので、服用を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行なってください。なお高齢者、虚弱者の場合は特に注意してください。

・重篤な肝障害(服用初期6ヵ月以内に多い)が現われることがあるので、服用初期6ヵ月間は定期的に肝機能検査を行なうなど状態を充分に観察してください。
その後も連用中は定期的に肝機能検査を行なうことが望ましいとされています。
また肝障害とともに急激な意識障害が現われることがあるので、このような症状が現われた場合には、直ちに適切な処置を行なってください。

・連用中は定期的に腎機能検査、血液検査を行なうことが望ましいとされています。

・尿素サイクル異常症が疑われる人は、バルパリン200mgの服用前にアミノ酸分析などの検査を考慮してください。
なお、このような人ではバルパリン200mg服用中は、アンモニア値の変動に注意し、充分な観察を行なってください。

・眠気、注意力、集中力、反射神経能力などの低下が起こることがあるので、バルパリン200mgの服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないように注意してください。

バルパリン200mgは血漿アルブミンとの結合性が強く、高齢者では血漿アルブミンが減少していることが多いため、遊離の薬物の血中濃度が高くなるおそれがあるので、用量に留意して慎重に服用してください。
また連用中における服用量の急激な減少ないし服用の中止により、てんかん重積状態が現れやすいので慎重に服用してください。

妊娠中にやむを得ず服用する場合は、可能な限り単剤服用することが望ましいとされています。

妊娠中の服用により、新生児に低血糖、退薬症候(神経過敏、過緊張、けいれん、嘔吐)や、呼吸障害、肝障害、低フィブリノーゲン血症などが現われることがあります。

授乳中の人が服用する場合には、授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とバルパリン200mgを絶対に併用しないでください。
パニペネム・ベタミプロン(カルペニン)、メロペネム水和物(メロペン)、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム(チエナム)、ビアペネム(オメガシン)、ドリペネム水和物(フィニバックス)、テビペネムピボキシル(オラペネム)などのカルバペネム系抗生物質: てんかんの発作が再発することがあります。

以下の薬剤とバルパリン200mgを併用する場合、充分に注意してください。
・バルビツール酸剤(フェノバルビタールなど): バルプロ酸の作用が減弱、バルビツール酸剤の作用が増強することがあります。

・フェニトイン、カルバマゼピン: バルプロ酸の作用が減弱、これらの作用が増強、または減弱することがあります。

・エトスクシミド、アミトリプチリン、ノルトリプチリン: これらの薬剤の作用が増強することがあります。

・クロバザム: バルプロ酸の作用が増強されることがあります。

・ラモトリギン: ラモトリギンの消失半減期が約2倍延長するとの報告があります。

・サリチル酸系薬剤(アスピリンなど): バルプロ酸の作用が増強されることがあります。
・ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパムなど)、ワルファリン、カリウム: これらの薬剤の作用が増強することがあります。

・エリスロマイシン、シメチジン: バルプロ酸の作用が増強されることがあります。

・クロナゼパム: アブサンス重積(欠神発作重積)が現われたとの報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

バルパリン200mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用
白血球減少、貧血、好酸球増多、血小板凝集能低下、低フィブリノーゲン血症、傾眠、失調、頭痛、不眠、不穏、視覚異常、感覚変化、ふるえ、めまい、抑うつ、悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、便秘、口内炎、下痢、食欲亢進、腹痛、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、脱毛、発疹、倦怠感、夜尿、頻尿、鼻血、口渇、浮腫、月経異常(月経不順、無月経)、血尿、高アンモニア血症、歯肉肥厚、体重増加、尿失禁

・稀に起こる重篤な副作用
劇症肝炎などの重篤な肝障害(黄だん、脂肪肝など)、高アンモニア血症を伴う意識障害、溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、重篤な血小板減少、顆粒球減少、急性すい炎、間質性腎炎、ファンコニー症候群、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、過敏症症候群、脳の委縮、痴呆様症状(健忘、見当識障害、言語障害、寡動、知能低下、感情鈍麻など)、パーキンソン様症状(静止時振戦、硬直、姿勢、歩行障害など)、横紋筋融解症、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。