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2015-12-31

ソース(記事原文):News-Medical.Net

多発性硬化症患者のビタミンD3多量摂取は安全

【その他ソース】(2015年12月31日)

多発性硬化症を伴う人にとって多量のビタミンD3摂取は安全であり、また体の過剰な免疫反応の調節に役立つかもしれない、というジョンズ・ホプキンス医師の予備研究が、米国神経学会の医学雑誌である『ニューロジー』の12月30日オンライン版で発表された。

「ビタミンDは安価かつ安全で、また多発性硬化症を伴う人に対してうってつけの治療になる可能性があるという結果は刺激的です」と語るのは、ジョンズ・ホプキンス多発性硬化症センターの所長であり、ジョンズ・ホプキンス医科大学の神経学教授でもある研究著者のピーター・カラブレイジ博士。「この結果をさらに大きな被験者グループで実証し、またこれらの効果の機序を理解するためにさらなる研究が必要ですが、結果は有望です」。

血液中における低ビタミンD値は多発性硬化症のリスク上昇と関係している。多発性硬化症を患いなおかつビタミンD値の低い人は、さらに重度の障害と疾患活動性になるおそれがある。

研究では、再発寛解型多発性硬化症を患う40人にビタミンD3サプリメントを1日10400IU(国際単位)または800IUを6ヵ月間摂取してもらった。重篤なビタミンD欠乏の人は研究には含まれていない。現在推奨されているビタミンD3の1日の許容摂取量は600IUである。研究開始時、3ヵ月後、6ヵ月後にそれぞれ血液検査を行ない、多発性硬化症において重大な役割を果たす血中のビタミンD量および免疫機能のT細胞の反応を測定した。

研究者たちはいまだに多発性硬化症の人に対する最適な血中ビタミンD値を測定しているが、1mg中40から60ナノグラム((ng/ml)が推奨範囲の目標として提案されている。低用量摂取グループが目標に到達しなった一方で、高用量のビタミンDを摂取した被験者たちは計画目標内のレベルに達した。

ビタミンのサプリメントから受ける副作用はささいなものであり、高用量摂取と低用量摂取では大差はなかった。再発した人は各グループで1人だった。

高用量を摂取した人は、多発性硬化症の重篤度と関係している炎症T細胞の割合、特にIL-17+CD4+および CD161+CD4+細胞が減少していた。基底値を超えた際の血中ビタミンD値は18 ng/mlより高く、ビタミンDが5 ng/ml上昇するごとに血中のIL-17+CD4+ T細胞の割合を1パーセント低減に導いた。低用量摂取の人では、T細胞サブセットの割合に目立った変化はなかった。

「私たちは、炎症T細胞反応におけるこれらの変化が疾病の重症度の低減につながることを望みます」とカラブレイジ博士。「それが本当かどうかを裏付けるために、ほかの臨床試験が進行しています」。


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