シザ (シサプリド) 10mg

350 円!! 【次回入荷未定】
胃、十二指腸、小腸など消化管全域に作用して消化運動を亢進!せん動運動を促進して胃の内容物を腸へと送り込むことで食道への逆流を防止!

Ciza (Cisapride) - 10mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:350 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

シサプリド(Cisapride)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、初期療法として1回10mgを4回(食事の15分以上前および就寝前)服用します。
場合により1回20mgを服用することもあります。

夜間胸やけが発症しなくなった場合は服用を中止してください。
最小有効量を守り、その服用量を超えないようにしてください。

肝不全のある人は、服用量を半分にすることが好ましいとされています。

 

商品詳細

シザ10mgは、主に胃食道逆流による夜間性胸やけの治療薬です。
心室性不整脈という深刻な、また時として致命的なリスクが発現することがあるため、一般的には生活改善、制酸薬、胃酸減少薬で充分な効果が現われない人が主に服用します。
また慢性胃炎、胃切除後症候群に伴う消化器症状(胸やけ、食欲不振、悪心、嘔吐、上腹部痛、腹部膨満感)や特発性偽性腸閉塞の改善に使用されることもあります。

食道と胃の間には噴門(ふんもん)という輪状の筋肉や、逆流を防ぐ弁の役割をする下部食道括約部があり、食物が胃に入るときやゲップを出すとき以外は収縮し、食道に逆流しないような仕組みになっています。
ところが、この噴門や下部食道括約部を含む逆流防止機能の低下、食道のぜん動運動機能の低下、腹圧の上昇、食べ過ぎ、胃酸の分泌増加などが発端となり、胃酸や胃内容物が食道内へ逆流する胃食道逆流症を引き起こすことがあります。
そのもっとも典型的な症状は胸やけで、ほかにもゲップ、喉の不快感、食べ物が胸につかえる感じ、胃もたれ、咳などの症状がみられます。
また胃酸の逆流により炎症を起こし、そこに潰瘍が生じることで出血や狭窄を誘発することもあります。
治療の基本は、肉、香辛料、コーヒー、アルコールなど胃に刺激を与えやすいものを控える食事療法や薬による内科療法が用いられ、治療薬としては胃酸分泌抑制薬、粘膜保護薬、制酸薬などが用いられます。

 

消化運動の主体となるのは末梢性神経調節機構で、これに深く関わっているのが胃や消化管の平滑筋を収縮させる働きを持つ副交感神経です。
この副交感神経を調節する働きを持つのが、神経伝達物質であるセロトニンです。
うつ病などとの関連が強い神経伝達物質ですが、実際に体内においてはその約90%が消化管に存在しています。
このセロトニン(5-HT)は受容体と呼ばれる受け皿と一体となることでその作用を示しますが、シサプリドは消化管壁内の筋層間神経叢(アウエルバッハ神経叢)に存在する5-HT4受容体を選択的に刺激します。
この作用により副交感神経より神経伝達物質であるアセチルコリンの放出が促進され、胃および十二指腸の自発運動の増大、胃内容物の排出を促進させます。
さらに下部食道括約部圧を上昇させ、食道から胃への酸クリアランスが改善されて腸管運動が亢進することから、腸内容物の輸送が促進され、胃食道逆流症や特発性偽性腸閉塞の症状を改善する効力を発揮します。

特発性偽性腸閉塞は消化管運動機能障害のひとつで、原因不明により消化管のせん動運動が消失、または著しく低下した状態です。
通常の腸閉塞では物理的な閉塞や狭窄が原因で起こりますが、偽性の場合は腸閉塞と同じ症状を呈しますが、はっきりとした原因はわかっていません。

 

他の商品との比較

シザ10mgの有効成分であるシサプリドは5-HT受容体に対して作用する働きを持つため、上部消化管に作用が限定されるドパミンD2 受容体遮断剤とは異なり、食道から大腸までの消化管全域に作用します。
また生理的なせん動運動を亢進させることで上部から下部消化管に至るまで幅広くその運動機能を改善させ、空腹期消化管運動促進作用を有するのが特長です。
空腹期消化管運動は、空腹時に胃や十二指腸、小腸で行なわれる収縮運動で、消化管の掃除をする役割をしていると考えられています。

シサプリドは、心室性不整脈という深刻な、また時として致命的なリスクが発現することがあるため、日本では一時販売を中止していますが、海外ではAcenalin、Alimix、Cipril、Enteropride、Kinestase、Prepulsid、Pridesia、Propulsid、Propulsin、Risamal、Sysprideなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、慎重にシザ10mgを服用してください。
・喘息またはその既往歴のある人

以下の場合、絶対にシザ10mgを服用しないでください。
・アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、フルコナゾール、ミコナゾール)、エリスロマイシン、クラリスロマイシンを服用中の人

・インジナビル、リトナビル、ネルフィナビルを服用中の人

・QT延長を起こすことが知られている薬剤(テルフェナジン、アステミゾールなど)を服用中の人: QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがあります。

・QT延長(先天性QT延長症候群、特発性QT延長、糖尿病性QT延長)のある人: 心室性不整脈を起こすおそれがあります。

・重篤な心室性不整脈、II度あるいはIII度の房室ブロック、うっ血性心不全、虚血性心疾患の既往歴のある人

・血液透析などが必要な重篤な腎不全のある人: QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがあります。

・重篤な慢性閉塞性肺疾患または呼吸不全のある人: QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがあります。

・低カリウム血症、低マグネシウム血症の人: QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがあります。

・肝不全のある人: QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがあります。

・シザ10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

・妊婦または妊娠している可能性のある人: 動物実験で催奇形性が報告されています。

錐体外路症状が現われることがあるため、高齢者は状態を観察しながら慎重に服用してください。

母乳中へ移行することが報告されているので、授乳中の人は慎重に服用してください。

慢性胃炎、胃切除後症候群に対して消化器症状の改善がみられない場合、長期にわたって漫然と使用することはおやめください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とシザ10mgを、絶対に併用しないでください。
・アゾ-ル系抗真菌剤(イトラコナゾ-ル、フルコナゾ-ル、ミコナゾ-ル)、エリスロマイシン、クラリスロマイシン: 代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性があります。併用例でQT延長、心室性不整脈などが報告されています。

以下の薬剤とシザ10mgは、原則として併用しないでください。
・マレイン酸フルボキサミン(デプロメール、ルボックス): 血中濃度上昇により、QT延長、心室性不整脈などが発現することがあります。

以下の薬剤とシザ10mgを併用する場合、充分に注意してください。
・スキナビル: QT延長、心室性不整脈などが発症する危険性があります。

・ワルファリン、ジアゼパム: これらの薬剤の作用を増強することがあります。

・抗コリン剤: 本剤の作用が減弱する可能性があります。

・抗けいれん剤などの経口薬剤: これらの薬物の吸収に影響を及ぼす可能性があります。

・ニフェジピン(叙放剤): ニフェジピンの血中濃度が上昇したとの報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

シザ10mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用
腹痛、下痢、便秘、吐き気、嘔吐、腹鳴、胸やけ、口やのどの渇きなどの消化器症状、発疹、かゆみなどの過敏症状、立ちくらみ、頭痛、眠気、心悸亢進、手足のしびれ感、軟便、腹部膨満感、放屁、倦怠感、眠気、GOT上昇、GPT上昇、γ-GTP上昇、右胸部の不快感、気分不快、関節がガタガタする感じ、冷汗、背部痛、頻尿、帯下喘息発作、血小板減少、けいれん、黄だん、女性化乳房、乳汁分泌、プロラクチン上昇、不正性器出血、むくみ

・極稀に起こる重篤な副作用
錐体外路症状、QT延長、心室性不整脈、パーキンソン症状(ふるえ、筋硬直、寡動、小刻歩行)

特定の併用薬や基礎疾患により、シザ10mgの有効成分であるシサプリドの服用で重篤な心血管系の副作用の報告がされています。
そのためヨーロッパでは国によって適応症の制限や販売中止、またアメリカが販売中止したのに追随して日本でも現在販売を中止しています。
しかし欧米の適応量が1日40-80mgであるのに対して、日本では1日7.5-10mgと用量がまったく異なるため、日本においてシサプリドの販売中止をする必要があるかどうかに対して疑問を抱いている、との厚生省医薬安全局の関係者のコメントもあります。

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む

2011-10-20
慢性食道逆流の治療(クリニカル・アドバイザーより) - 慢性食道逆流の治療にはどんな選択肢があるのだろうか?いったい外科手術はプロトンポンプ阻害薬(PPI)を用いた長期治療よりも好ましいのであろうか? 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。