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2016-06-28

ソース(記事原文):News-Medical.Net

妊娠中の高オメガ3食品の摂取は
赤ちゃんの体重に影響なし

【News-Medical.Net】(2016年6月28日)

ヨーロッパでは、10歳未満の学童の約3人に1人が肥満、もしそうでなくても過体重である。この事実に対する原因に関する調査において、母親の子宮内の胎児プログラムが、この「重大な問題」の潜在的な原因であるとして調査の対象となった。母親の食事が何かしらの影響を与えるのではないかという仮説は、長期の調査では証明できなかった。すなわち、高オメガ3脂肪酸、低アラキドン酸(オメガ6脂肪酸)の特別食の妊婦への供給は、いつもどおりの食生活を続けていた母親のグループの子供たちよりも比較的やせているわけでもなければ、太っているわけでもなかった。

これまで、妊娠中の「悪い」脂肪、特にオメガ6脂肪酸は幼児期の脂肪細胞の形成を上昇させ、「よい」オメガ3脂肪酸は子供が過体重になることを防ぐ、というのが一般的にほぼ一致した意見であった。動物モデルにおいては、妊娠中と授乳中のオメガ3脂肪酸摂取の増加は、子供が過体重になる傾向を明らかに低くするアラキドン酸の同時還元と関係していたため、INFATヒト研究はこの結果がヒトに対しても通用するかどうかを調査した最初の研究であった。

「動物試験の結果を人体に置き換えることは常に挑戦です」と語るのは、ミュンヘン工科大学(TUM)エルセ・クレーナー・フレゼニウス栄養医学センター長のハンス・ハウナー教授。「しかしながら、これを人間に置き換える研究は極めて魅力的でした。それが裏付けられれば、母親たちは早い段階から生涯にわたって子供を過体重や肥満から確実に守ることができるかもしれません」。


長期研究には 200 人以上の女性が参加

平均年齢32歳とBMIが22の女性が、ミュンヘン工科大学栄養医学センター長のハウナー教授が仮説を実証することを目的に行なったこの実験に参加した。妊娠の12週目から授乳の4ヵ月目まで被験者の半分は通常の食生活を続け、残りの104人の女性は肉の消費を極端に少なくした食事(オメガ6脂肪酸を含む)に加えオメガ3が豊富に含まれた食事を摂取した。コホート研究の母親の子供は5歳になるまで1年に1回検査を受け、INFAT研究を有効なデータを長期間供給する最初の研究にした。

「そこで私たちは3つの異なる方法を使って子供たちを検査しました。最初に皮膚のひだの厚さを測り、そしてより正確さを加えるために超音波検査を追加しました」とミュンヘン工科大学栄養医学センター長のハウナー教授は説明する。「コホート研究のひとつとして、さらに腹腔の内側にある脂肪を計測するためにMRSを使用しました。

最終結果は思ったような結果ではありませんでした。この特別な食事は、赤ちゃんと幼児の体重には影響なかったのです」、とハウナー教授。このことは、以前の結果はヒトには当てはまらず、またそのような食事に期待されている利益は、子供時代の肥満の予防効果があらわれないために懐疑的である。しかしながら研究の著者によれば、妊娠初期中の母親の食事はほかの有益な効果をもたらす可能性があり、そのことはいずれ将来的な臨床試験で証明されるかもしれない、とのことだ。


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